皆様お馴染みの肩こり。

肩こり症状は人により程度がありますが、ひどい人はただ肩が重たいだけでなく気分の悪くなったり吐き気が起こったりするので日常にも大きな支障が出てきます。

つらいと感じてる方に普段どのように対処しているかと聞くと、

「お風呂に入ったり温めたりする」「首や肩を回したりストレッチをしたりする」「角のあるところにゴリゴリしたりマッサージアイテムを使ってほぐす」といった回答が多いです。

つらさから早く逃れるためにこのようなその場しのぎの対処になってしまいますが、もちろん根本的に解決に至らないのでまたすぐにつらくなるの繰り返しです。

そして限界がくるとマッサージや整骨院に行ったりして本格的にほぐしてもらうというのが肩こり持ちのよくあるパターンです。

本格的なマッサージは気持ち良くてスッキリするのですが、ただほぐすだけでは肩こりの原因に対してアプローチできてないので、多くの方はまたつらい症状に戻っていまいます。

そして一時的にスッキリした時の心地良さを求めてまたマッサージなどのその場しのぎを行い、そのサイクルを繰り返してしまいます。

実はこのサイクルを続けていると本人も気付かないうちに徐々に体の状態を悪化させてしまう可能性もあります。

なぜ悪化するかというと、肩こりはただ筋肉が固くなっただけではなくて体のどこかに悪い箇所があって、そこを治してほしいと訴えている異常の警報だからなのです。

その警報がただの疲労から筋肉が固くなっているだけではマッサージだけでもそれほど問題ではないのですが、他に原因がある場合はマッサージなどで警報の音だけを止めている状況なので、異常個所は悪い状態が進行してしまいます。

あと強いマッサージを受け続けると筋肉が傷んでかえって固くなってしまい、より肩こりの出やすい体になっていきます。

そして数か月~数年後かに肩こりは辛いままに加えて他の様々な不調も現れてきます。

その不調はどんな不調として出現するかは個人差がありますが、大きな不調に育ってしまうケースも少なくはありません。

ただの筋肉の疲労や運動不足で硬くなっての肩こりならそれほど問題ありませんし、そういう肩こりは運動やストレッチ体操などで改善が可能です。

ですので肩こりがつらい方は面倒だと思いますが、安易にマッサージに頼らず継続的な運動や体操で改善するかどうかやってみてください。

改善しない場合は将来のためにも原因にしっかりアプローチしてもらえる施術院などで診てもらってください。

当院もいつでも相談になるので、お困りの方はご相談ください。

1197483 (1)