こんにちは。
院長の福島です。
最近、免許の更新に行ったのですが、またゴールド免許がもらえませんでした。
交通違反してしまったのでもらえなかったのですけどね。
恥ずかしい話ですが3年に一回ぐらいに何らかの軽微な違反で捕まってしまいます。
一時停止線を見落としたり、一方通行のところを間違って入ってしまったり、ちょっとだけスピード違反してしまったり・・・
もちろん違反は違反なのでこちらが悪いです。
厳粛に受け止めています。
ですが普段から真面目に運転しているのに、何というかちょっと油断した時に絶妙のタイミングで捕まってしまいます。
昔は悔しいという気持ちが強かったのですが、最近はこういう戒めがあるからこそ、事故もなく平和に生活できているのだというように受け止め方を変えました。
ああ、神様、事故になる前に捕まえてくれてありがとう。
何事も感謝の精神です。
しかし次回こそは何としてもゴールド免許を・・・
今後はさらに気を付けて運転します。
さて今回も無駄な前置きが長くなりましたが、今回のテーマは「腰痛と脂肪の関連性」です。
結論からいうとお腹周りに付く脂肪は腰痛に悪影響を与えます。
脂肪が多ければ多いほど良くありません。
なぜ良くないのかというと脂肪が多い=体重が重いですので多くなると単純に背骨と骨盤への負担が増えます。
腰の背骨の部分の負荷が大きくなると、背骨のS字のカーブが押し出されるように段々と大きくなってきます(反り腰)。
そうなると背骨から出ている神経が圧迫されてしまい、痛みが増長します。
脂肪で常に圧迫されている状況ですから慢性的な腰痛になってしまうのですよね。
最悪なのは内臓脂肪が背骨自体をダイレクトに圧迫していってしまうケースで、状況によっては手術をしなければならないケースもあります。
これは先日某テレビ局のたけしさんの番組で放送していました。
医者は脊柱管狭窄症として間違って診断してしまうケースが多いようです。
脂肪のせいで手術まで必要になるとは思わないですよね。
しかしそのような可能性もありますので脂肪を侮ってはいけません。
今までの臨床経験からもお腹がぼってりしている人は、腰痛が改善しても再発しやすかったり良い状態が維持されにくかったりするだけでなく、膝などの下半身の関節にも負担がかかってしまい関節炎にも繋がってきます。
将来的に日常生活に差し支えるような様々な不具合が出てくる可能性が高まります。
しかし危険性がわかっていても脂肪や体重はそんなに簡単に落とせるものではないですよねー。
世の中は美味しいものだらけですし、継続的に運動するのもしんどいですし。
体重や脂肪を落とすには自分との闘いですので、強い意思を持つか追い詰められないとなかなか難しいです。
ですので脂肪を落とすのが厳しい方はせめて身体のバランスを整えるようにしてください。
身体のバランスというのは大まかにいうと身体の重心位置(中央にあるのが正常)やゆがみのことです。
バランスが悪い状態で脂肪が多いのは最悪のパターンです。
ただでさえ身体への負担が大きいのに、バランスの悪さにより負担が身体全体に分散されず一定のところに集中されてしまうので、痛みなどがとても出やすいくなってしまいます。
腰部椎間板ヘルニアとかになるのもこのパターンが多いですね。
バランスの取れた状態で脂肪を落とせば身体への負担が大きく軽減するので、自然治癒力がどんどん高まり慢性的な腰痛も楽になります。
バランスの整え方は運動療法ならピラティスやヨガ、バランスボールなどを使った中心を意識した運動が効果的です。
運動がどうしても苦手ならあとは整体です。
当院にお任せください(笑)
とにかく脂肪をがんばって落とさなければならない状況にならないように、日頃からある程度の摂生しましょう。
年齢が上がれば上がるほど代謝も悪くなりますし、落とすのが難しくなります。
脂肪、体重の影響で腰痛が悪化して辛い思いをされている方を本当にたくさん診ているので、ついつい言いたくなってしまいます。
あんまり言うと説教ぽくなってしまうのでこのぐらいにしておきますね。
今回のブログが少しでも良い気づきになれば嬉しいです。
ではまた。