先日、腰痛改善のために施術に来ている患者さんと話をしていると、NHKで放送していた腰痛の番組の話になりました。
私はその放送を見ていなかったのですが、メンタル面で腰痛を恐怖感を持ち過ぎるとかえって回復の妨げになったり、痛みを誘発してしまうというようなことを放送していたようです。
その患者さんには以前から同じようなことを話していたので「先生が話していたこととテレビでは同じことを放送していましたよ」と言っていました。
内容が気になったので後でネットでNHKのサイトを見てみました。
放送は見れませんが、どんな内容だったのか簡略的に書いてくれてました。
その概要を見てみると放送された内容は、腰痛を根本的に克服するにはとても大切なことも多く含まれた内容でした。
簡単に言うと、辛い腰痛を経験した時のメンタル面でのトラウマを克服して体を動かして運動を続ければ、腰痛は改善するので恐れずに体を動かしていこうという事です。
私が患者さんに以前から話ししていたことと内容はかぶりますが、さらに深く説明されていたようですね。
先進的な国ではメンタル面の改善を本格的に取り組んでいるようです。
オーストラリアの病院では2週間、1日8時間もかけてみっちりとメンタルとフィジカルを向上させて回復させるというプログラムもあるみたいですしね。
本気で改善したい人にはこのようなプログラムはとてもプラスになると思います。
このプログラムの中に私たちのようなセラピスト(海外では整体師はそのような呼称になります)の施術を組み込まれるとさらに改善率がさらに高まりそうな気がします。
日本ではこのような事を行なっている病院はあるのでしょうかね?
今は無くても放送の影響で取り組んでいく病院なども出てくるかもしれませんね。
このようなメンタル面の影響で回復が妨げられたるのは腰痛に限ったことではないと思います。
肩や首、他の可動する関節でも慢性的な痛みを抱えて無意識に動作をセーブしてしまった結果、回復がはかどらないケースも多いのではないかと考えています。
これからは慢性的な痛みに対しては場合によって少しアプローチの方法を変えていく必要もあるかもしれませんね。
今回もテレビ番組で良い勉強をさせてもらいました。
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