まだ油断はできないものの自粛生活もひとまず終わりが見えてきましたね。

完全に戻ることは難しいかもしれませんが、少しづつ以前の生活に戻りつつあって一息ついたといったところでしょうか。

当院でもお休みされてた方もちらほら戻ってこられたりしていますが、自粛生活の影響もあってか何人かは何となく・・・何となくですが、自粛される前よりややぽっちゃりされた方が多いような気がします。

確かに家にずっと籠ってるとそうなりますよね。

行動量は大幅に減りますし、口寂しくなって間食も増えますし、家飲みでダラダラ過ごすということも多かったのではないでしょうか。

運動しようにも家でする運動も限界がありますからね。

そのような生活の影響もあってか、ここ最近は来院者の不調の原因として内臓(膵臓、胃、十二指腸、肝臓、腎臓などなど)に反応が多かったように思えます。

内臓の疲労や緊張などが原因で起こる不調は、急性のものもあれば慢性的なものも多く、肩こりとか腰痛を含め様々な不調を引き起こします。

内臓のトラブル大きく関わっている腰痛だと、いくら揉んでもバキバキしてもなかなか改善されなくてダラダラの不調が続きます。

内臓と言っても特に機能的に障害があるとかそういうレベルではありませんので、健康診断などで問題なければそれほど心配することではありません。

ただ病院の検査で特に異常が出なくても内臓が疲弊した状態だと様々な不調を引き起こします。

つい先日も5日前から右肩が思い当たるきっかけもなく突然痛み出して、痛みで腕がほとんど動かせないし、痛みで夜も眠れないという方がいらっしゃいました。

普通に考えると肩関節の問題だと思いがちですが、原因を色々と探っていくと肝臓の右葉(右側)のトラブルがメインの原因でした。

肝臓の状態を含めて色々と整えると、翌日の夜ぐらいから痛みが無くなり出して二日後にはほとんど痛みが無くなったとのことです。

このケースは急性のトラブルなので改善も早かったのですが、こんな感じで本当の原因をしっかり取ってあげれば慢性的な不調もいつの間にか無くなっていきます。

内臓と言われてもピンとこないかもしれませんが、今あなたを苦しめている不調の原因が内臓が絡んでいるケースもあるということを知っておいてもらえたらと思います。

内臓の不調があるかどうかの目安として仰向きで膝を立てて寝転んで自分の手や指でじんわり腹部を押してみてください。

押すと常に痛みや不快感を感じる場所があるのはあまり良い状態とは言えませんの注意が必要です。

内臓の状態をご自身で出来る限り整えるには日頃の食事の改善、精神的ストレスの軽減が基本になります。

食事に関しての指導は個人差がありますが、糖質、悪い油を取りすぎない、よく噛んで時間をかけて食べる、食事の時間を改めることをまず取り組んでみてください。

食事に関しては長くなりそうなのでまた気が向けばこのへんの内容を掘り下げて書こうかと思います。

気まぐれブログですみません。

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