寒い日が続きますね。

今朝の通勤時に生駒山脈を見るとうっすらと雪が積もっていました。

平地では雪がチラチラ降ったぐらいまでですが、今年は積もったりすることがあるんでしょうかね。

雪が積もると子供は喜ぶでしょうけど基本的に大人は困ったことが多いですし、できれば積もってほしくないです。

雪は雪遊びに行く時だけで十分ですねー。

さて今回の内容ですが、先日すごい話を聞いたのでそれをお伝えしようと思います。

どのような事かというと、結論から言うと患者さんが医者にいきなり肩関節の手術を勧められたのです。

それのどこがすごい話なの?と思いますよね。

手術を勧めるのは別にいいんです。

珍しい話でもないですし、医者も良かれと思って勧めているのだと思います。

しかし内容がひどいんですよね。

なぜかと言うとその方の肩関節はグルングルン痛みもなく回ります、動きます。

痛みなく普通にボールも投げれそうなぐらいです。

特に機能的に異常がない状態なのです。

それなのに肩関節の手術を勧めたそうです。

そもそもその患者さんはなぜ医者に行ったかというと、背中(肩甲骨の裏付近)がだる痛くて辛いとのことなので当院への来院の前に行ったそうです。

レントゲンを撮っても異常がなく、次回はMRI検査もすると言われたそうです。

背中の症状なので患者さんも不安でしょうし、念のためにMRI受けてもらうのは良いと思います。

しかしレントゲンを撮った段階で、医者から「手術すればその症状なんか一発で治るわ」と言われたらしいのですよね。

その先生は外科手術の症例数がたくさんあるらしいのです。

それはそれで凄いのかもしれませんけど、手術ってそんなに安易に勧めて良いものなのでしょうかね?

話を聞いて本当にびっくりしました。

肩の動きに関しては全く問題なく痛みなどの症状もないですからね。

まだMRIも撮っていないくてレントゲンだけの判断ですが、異常もないようですし手術を勧めるのは時期尚早かと思います。

仮にMRIを撮って異常があったとしても恐らく関節の問題ではなく他の要因の問題ではないかと思います。

それなのに現段階で手術を勧めるってどういう理由なのでしょうかね?

患者さんはさすがに不信に思ったらしく(対応もかなり横柄で流れ作業のようだったらしいです)家族にも相談したら専門的な知識のない家族でも???だったらしいです。

私もさすがに止めましたよ、全力で。

そんな権限などないのは承知ですし、医者にも考えがあって言ったのかもしれませんが、さすがにこれは普通じゃないような気がします。

最終的に決めるのは本人ですが、手術する気はないとのことでした。

この先生は他の患者さんにもそんな感じで手術を勧めているのでしょうかね。

そんな感じで症例数を増やしていったのでしょうかね。

もう少し状態をしっかり診てから周囲も納得できるような説明と診断を下してから手術を勧めてほしいです。

特に手術ということになると患者さんには精神的にも肉体的にも大きなストレスになります。

もう少し患者さんに寄り添って話をしてほしいものです。

もし医者から手術を勧められても、慎重に判断することをおすすめします。

最低限の自分が納得いく説明を受けるのと、あと手術によるリスクも考えて決断してほしいです。

どのようなリスクかというと、手術により体のバランスが崩れて本来持っている自然治癒力が落ちる可能性があるので他に別の症状が出てきたり、あと痛みが残ったケースや同じ個所が再発すると、改善が上手くいかないというリスクです。

あとリハビリも大変かもしれません。

手術に前向きに考えている時も、決める前にセカンドオピニオン(別の先生の意見を聞く)を求めた方が安心できると思います。

個人的には手術は最終手段にして、それ以外の改善法を模索してほしいところです。

しかし辛さを軽減するには一番早い手段であるのは確かですので、我慢できない場合は受けるのも良いかと思います。。

痛みを抱え続けるのも良くないし、本人しかわからない辛さがありますからね。

本人の意思が一番大切です。

何だか医者に批判的なブログになってしまったようですが、あくまで今回の件のみです。

良い医者もたくさんいらっしゃいます。

患者さんに寄り添ってしっかりと診てくれる医者が増えてくれると嬉しいですけどね。

今回は少し怒りの声のブログでした~

では今日はこれにて。

手術 素材