新年あけましておめでとうございます。

タイトルを見ると「先生、ぎっくり腰になったのですか?」とご心配をおかけしてしまいそうですが、私をいたって元気です。

正月休みでしっかり充電できてさらにパワーアップしたような錯覚を覚えるぐらい元気です。

なぜこのようなタイトルなのかというと、正月休み中にぎっくり腰になったと相談のメールがあったのと、休み明けの日にぎっくり腰で来院された方がいらっしゃったからです(共に新規の方)

メールでの相談には初期の対応の仕方と、状況から推測してどの経穴(つぼ)を押せば効果的かなどをアドバイスするのが限界でした。

長引かせないように休み明けに早期の治療をお勧めはしておきましたけど、連絡がなかったのでとりあえず凌げたのだと思っておきます。

来院されたもう一人の方もしっかり対応させていただきました。

いずれの方も今回のような症状は過去に何度もあったということです。

来院された方はまさか正月前にこのような事になって、貴重な連休を寝て過ごすことになるとはと嘆いておられましたね。

今回は今までで一番辛い痛みだったらしいです。

せっかくの休みを楽しみにしていらっしゃったのに本当にお気の毒でした。

話を聞くと仕事柄、腰に負担がかかるらしく職業病だから仕方ないと諦めていて、ストレッチ体操をしたり運動やその他の予防を含めて特に何もケアされてなかったということです。

「何もしていなかったから仕方ないですよねー」と笑っておられましたが、さすがにもうこのような思いはしたくないとおっしゃってました。

さて、ここまでは前置きでここからが今回のブログの本題です。

何を伝えたいかというと、2018年の私自身の抱負です。

どうでもいい話と思うかもしれませんが、最後までお付き合いください。

その抱負とは「日々の行動の積み重ねを大切にする」です。

某お笑い芸人の大御所が「小さい事からコツコツと」とおっしゃってくれていますが、そんな感じです。

40を過ぎてやっとこの言葉の大切さを理解したような気がします。

本当に名言だと思います。

昨年は今までそういう積み重ねが出来ていなかったことで、自分的には納得のいく1年にならなかったのです。

今年は昨年より良い一年にしたいのでしっかりと小さいことから積み重ねていきたいと思っています。

冒頭のぎっくり腰もそうなのですよねー。

あれは日ごろの体への負担の積み重ねが溜まって、出るべくして出ている症状です。

ただ日ごろから溜まってくる負担を軽減する行動を行っていれば防げます。

予防の方法は様々ありますが、たった5分間ほどのストレッチ体操でも毎日コツコツと続けていたら大きな予防効果を発揮します。

たった5分ですよ。

スマホを見てる時間を少し減らせばそんな時間は簡単に確保できるはずですよね。

「そんな事はわかってます」と怒られそうですが、理屈ではわかっていてもそのたった5分間を習慣化するのは結構難しいのです。

私自身も何度も何度も何度も挫折しています(笑)

なぜ継続的に続けられないのかというと恐らく明確なイメージが脳に浸透していないからだと思います。

どういうイメージかというと将来のリスクのイメージです。

実際に当院で継続的にメンテナンスの治療に来られている方は、過去にとても辛い思いをしたり身近な人に体悪い人がいたりする方が多いように思えます。

体が悪くなってしまったらどういう状況になるかのしっかりとイメージが出来ているから、そうならないためにメンテナンスに来られているのだと思いますね。

別に過去に辛い経験などがなくても脳にイメージを植え付けることは可能です。

例えば車やバイクなどの機械などです。

メンテナンスを怠って何もせずにずっと使い続けていたら故障をして色々と不備が出てきたり、突然動かなくなったりしますからね。

車が旅行中に突然動かなかったらどうしますか?

せっかくの旅行が台無しですよね。

これからは定期的にメンテナンスをしようとさすがに思いますよね。

このような例えなども絡めて将来のリスクをイメージして「小さいことからコツコツと」続けていく意識を高めてもらえたらと思います。

ざっくりと結論のようになりますがぎっくり腰や体の事に限らず、人生において今現在の自分自身の状況は日ごろの行動の積み重ねということです。

別に特別なことではないですけどねー。

しかしそれがしっかり出来ていれば、人生にとって様々な形でプラスになって来るはずです。

年始早々に堅苦しい感じになりましたが、皆さんにも毎日の行動を意識していただくことで少しでも健康に向かっていただきたいのと、自分自身に言い聞かせるのも含めてこのような内容にしました。

今年はブログを昨年よりはコツコツと書いていこうと思いますので、本年もどうぞよろしくお願い致します。

腰痛イラスト