以前実家に遊びに行った時のことです。

堺市の実家に住んでいた時によくお世話になっていた近所のおばちゃんが、坐骨神経痛で辛い思いをされているということを母から聞きました。

その幼馴染のお母さんは昔から肩こりや腰痛などで悩まされていて、近所の整骨院にもよく通っていたのを覚えています。

「おばちゃん、肩こりがきつくて整骨院でよく揉んでもらってるねん」と言ってましたからね。

自分がこの職業に進んだ時も喜んでくれて、「近所で開業してなー。絶対に通うから。」と言ってくれました。

実家に帰った時にたまに見かけて挨拶したりしてましたけど、年々、姿勢が悪くなって体が悪くなっているような印象を感じていました。

母はそのおばちゃんと仲が良いので体調の話をよく聞いたりしていましたけど、本当に月日が経つにつれて色々な症状に悩まされているようでした。

ここ最近は坐骨神経痛で歩くのが辛くてあんまり外に出れてないらしいです。

そのおばちゃんは特に仕事をしているというわけでなく、普通に主婦として生活してたのに体がどんどん悪くなってきたのは、おそらくきちんとした治療を受けてこなかったのも原因の一つだと思います。

体のゆがみがあったりバランスが悪かったから肩こりや腰痛に悩まされてたと推測するのですが、治療に行ったところではおそらく電気治療やマッサージなどの対処療法ばかりだったのでしょうね。

そうでないとこのような状況になるのは考えにくいです。

人間はどうしても老化していくので、全く何も症状がないというわけにはいかないでしょうけど、適切に体の状態を整えておけば少なくてもこのような重度の坐骨神経痛にはならないはずです。

腰部や頚部のヘルニアや脊柱管狭窄症、坐骨神経痛などはゆがみやバランスの悪さにより体への負担が相当厳しい状態が続いた時に発症するものだと考えています。

ですので許容範囲内のゆがみに留めておけば、多少の肩こりや腰痛があったとしてそうそうそこまで悪くなることは無いと思います。

おばちゃんは治療以外で運動や体操などのセルフケアをしていたかどうかはわかりませんが、治療に関しては残念ながら良いめぐり合わせが無くて、このような結果に繋がってしまったのかもしれません。

頻繁ではありませんが、1人の人間を20年以上の期間をかけて見れる機会はなかなかないので、おばちゃんには申し訳ないけど勉強させていただきました。

何とかしてあげたいからうちに治療に来ていただきたいのですけどね。

以前に声をかけたら「遠いから通うの無理やわー。近かったら行くねんけどなー」と言っていました。

これが縁というものでとても残念ですけど仕方がありません。

将来に向けての体の健康というものは本当に細かい積み重ねだと考えています。

事故とか怪我など不運なことを除いて、こつこつと体に良い事を積み上げていくと健康に繋がりますし、悪いことが積み重なっていくと不健康に繋がっていきます。

これって健康に限らず人生においても言えることですよね。

西川きよしさんの「小さいことからコツコツと」は本当に名言です。


ふくしま鍼灸整骨院 

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