今日のニュースでスキニーパンツで長時間下半身を強く圧迫し続けると、健康被害が出るという内容のものを見ました。
オーストラリアの医師の論文らしいですね。
スキニーパンツでしゃがんだ作業を続けていていた人が、神経や筋肉の強い圧迫の影響で4日もの間、1人の力で歩けなかったらしいです。
よっぽど無理をして負担をかけ続けた結果でしょうけど、こういうこともあるようですね。
私的にはこのようなニュースが流れたことはとても喜ばしいです。
以前のブログでも書きましたが、スキニーパンツに限らず体に対する長時間の圧迫は本当に良くないと訴えていましたしね。
ブログでは骨盤ベルトや腰痛コルセット、あと矯正下着なども良くないと書きましたが、どんなものであれ長時間の圧迫は悪影響を及ぼすと考えています。
矯正下着でなくての女性の普段の下着でもきつい締め付けはゆがみの原因となってきます。
患者さんの体の状態を検査や確認している時、肋骨周りの緊張や硬さを持っている女性が多いです。
肋骨周りの動きが硬いと肩こりや猫背、呼吸の浅さ、その他にも悪影響が出てきます。
下着やコルセットなど圧迫が強いものを付けていると反発する力が必ず生まれます。
その反発力は筋肉の緊張によって作られるので、反発している時間が長ければそれだけ筋肉が緊張しっぱなしというわけです。
締め付けないと体が緩んでボディラインが崩れるという意見もありますが、それは運動をして筋肉をしっかり付ければ防げることです。
楽をしようとして締め付けて無理矢理に筋肉を硬くさせてボディラインを保っても、いずれそれは体の硬さとゆがみを伴ってしまい辛い痛みなどの原因となってしまいます。
しかも長期間そのような締め付けの強い生活を送っていればいるほど、治りにくい体となってしまいます。
何だか以前書いたブログと内容がかぶってきましたけど、言いたいことはただ一つです。
「締め付けで美しさを得て、締め付けで健康を失う」ということです。
ちょっと格言ぽくなりましたが、ほどほどにして下さいということです。
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