今日は症例報告をしようと思います。

この患者さんは60代の男性で、最近だんだんと左腕のしびれが強まってきて夜も眠れないぐらい辛くなってきたとのことでした。

普段から肩こりも強くて体のゆがみが気になっていたのもあり、ホームページで調べて当院に来院することにしたそうです。

原因は肋骨と肩甲骨のゆがみによる位置関係悪さが特に際立っていましたが、それに影響を及ぼす頚椎や他の部位のゆがみも多々みられました。

このようなゆがみを作った原因の一つは就寝時の姿勢は必ず左を下に横向きで寝るという癖があったことです。

何気ないことに思われるかもしれませんが、ただ寝てるだけでも片方ばかりに何時間も常に負荷がかかっているとそれがゆがみの原因となってきます。

年齢的な問題もあり、改善まで少し時間がかかる状態ではありますが、2週間半で4回治療が終わった段階で夜のしびれはほぼ気にならなくなったということです。

しびれで目覚めることなくしっかりと眠れるようになったと喜んでおられました。

まだ少ししびれが出てきたりすることもあるようですが、ケアテープを使用してくれているのもあり、思ったより早く良い状態が安定しそうです。

しびれというのは慢性的に出てきてしまうととても治りにくくやっかいな症状です。

特に手足の末梢(先の方)のしびれは改善しにくく、初期の段階で早めに治療しとかないと、改善が難しいケースもあります。

今はあまり気にならないからまぁいいか、と放っておくと後々に後悔してしまうような辛い症状に発展することも多々ありますので、早めに何かしらのケアをおすすめします。

ふくしま鍼灸整骨院 

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