松原市の坐骨神経痛、体質改善、産後の骨盤ケアが得意なふくしま鍼灸整骨院

先日、60代の身内の人間が体の調子が良くないとのことで治療を行いました。

背中がだるくなるとのことで体全体の検査と問診を行いましたが、かなり強いゆがみとバランスの悪さが目立ちました。

本人にしっかりとゆがみの感覚を見て、触って確認してもらうと驚いていました。

本人は健康への意識が高く色々と頑張っているようで、週二回ほどプールに通っているし、体操とかを積極的に行なってるからまさか体のゆがみがこんなにあるとは思ってもみなかったようです。

話を聞いてると、昔からたびたび軽いギックリ腰のような症状になったり、右の股関節が抜けるような感じになったりすることがあったので、体に気を遣うようになったらしいです。

実際運動や体操を続けていたおかげで筋力はしっかりしていたので、今までそれほど症状が強くなったりはしなかったのでしょうけど、今回はゆがみの影響で背中に負担がかかっていてそれに限界がきたのだと思われます。

長年の積み重ねがあるので治療の回数はかかってしまうけど、ある意味、まだこれぐらいの段階で気付いて良かったと思います。

このようなゆがみが存在すると、さらに年を重ねた時に筋力の低下によって背中が丸くなりやすくなります。

丸くなっても無意識に体がバランスを上手く取って何も症状がでない人も中にはいらっしゃいます。

見た目は良くありませんが、痛みなどがなければ生活に差し支えもないので、そのままで過ごされても大きな問題を感じないでしょう。

しかし辛い症状が出てしまった場合は根治が難しくなってきます。

丸くなるということは背骨にも変形が起こってきていますからね。

形が変わってしまったものはさすがに元に戻せないです。

そのような状況になる前に何か不安があれば、早めに体のお手入れの事を考えることをおすすめします。