先月上旬に来院された患者さんの話です。

お昼前に突然強い腰痛に襲われてしまったということで電話があり、予約の空きがあったので当日に来院していただきました。

かなり辛そうな症状でしたが、状態を診て一時的に腰椎の位置が悪くなっての症状だと推測できたのでそれに応じた施術を行いました。

施術後は来院時に比べて半分ぐらいは楽になったおっしゃて帰られました。

まだ体の状態が不安定で施術の必要があったので3日後に予約を取ってもらいました。

3日後に来られた時は施術前で7割ぐらいは楽になっているとのことでしたがまだ施術が必要な状態なので1週間後に予約を取ってもらいました。

予約の日の前日にその方から電話がかかってきて、「明日は急用ができたので、予約をキャンセルさせてもらいます。次回の予約はまた改めて電話します。」という内容でした。

私はまだ状態は良くないので施術を受けた方が良いですよと説明はしましたが、それ以来、予約の電話がかかってきません。

この方は痛みが取れたからそれでもう良くなったと思って施術を受ける気が無くなったのだと思います。

痛みや辛い症状が無くなると治ったと考える人がほとんどです。

しかしそれはマイナスからゼロになっただけで、プラスの状態ではありません。

まず、なぜギックリ腰になったを考えていただきたいのです。

ギックリ腰になる人は元々の状態が悪いところに何かしらの要因(冷え、疲労、急な負荷など)が加わって発症してしまうものです。

ですのでその元々の悪い状態を改善しないとまた同じように辛い思いをすることになります。しかも以前より治りにくくなったり痛みが更に強かったりします。

またギックリ腰とは違う形(椎間板ヘルニア、坐骨神経痛など)の症状が出ることも多いですね。

ですのでマイナスからゼロじゃなく、プラスの状態にしっかり体をケアしていきましょうとしっかりと説明と提案はしたのですが、根本的に良くなってほしいというこちらの思いが伝わらなかったようです。

せっかく良い機会だと思ったのですがとても残念です。

寝違いも含めて急な痛みが出るということはバランスの悪い証拠ですのでそういう事が起こるような人は注意してくださいね。

ふくしま鍼灸整骨院 

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